2013/11/17

オレたち花のバブル組

池井戸潤『オレたち花のバブル組』を読む。半沢直樹の第二弾。老舗ホテルの再建、銀行内の派閥争い、金融庁のボスと対決。満足度★★★★★。

半沢直樹の「倍返し」が、さらにパワーアップ!対決のハラハラ、ドキドキ感は、期待どおり。サイドストーリー(近藤さん)の方も「サラリーマン賛歌」的で面白かった。登場シーンは少ないが、嫁の花さんの活躍(?)も痛快モノ。

こりゃ、一気読みしてしまうがな。フィクションだから、展開を楽しみながら読めるが、これが現実なら、ドロドロの人間模様で、仕事どころではなくなるな。恐ろしや・・。

半沢直樹シリーズは、『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』と続いているようだ。「倍返し!」の楽しみは、まだまだ続く!

【語録】

・遠慮ばかりしていても、認められることはない。だったら思い切り「本音」で行こうじゃないか。「本当の自分」をさらけ出し、それでも認められねければ、しょうがない。

(池井戸潤『オレたち花のバブル組』)


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