2014/02/09

ハローディ

「売上ではなく、日本一働きたくなる会社をつくる!」

カンブリア宮殿の今回のゲストは、ハローディの加治敬通社長。「社員のモチベーションアップ」に注力して、結果を出してきたとこが凄い。ダニエル・ピンクの名著『モチベーション3.0』の内容をすでに体現してしきっているような会社だ。しかも20年も前から実践。今回も勉強になる項目多し!ハローディのような会社の話を知ると「トップの重要さ」が良くわかる。企業や組織では「社員のやる気をいかに向上するか。モチベーション・アップ」が業績向上のための最重要課題なう。


【語録】

アミューズメント(娯楽)フードホール。どことも違う陳列。圧倒的な品揃え。1坪当たり売上高は、大手スーパーの約2倍。

「粗探し」はしない。「良い点」を探して「従業員のやる気」を引き出す。

仕事をする時に「一番つまらない会社」とは。「これだけはやっておきなさい」「何も考えなくていい」と言われる仕事は、つまらないと思う。

そうではなくて、やっていると「なんかこうしてみたい」「ああしてみたい」とか、「応用すると楽しいな」となると仕事は楽しいと思う。

「アイデア」を出してくださいと。みんな何か「得意技」を持っているはずだと。

給料については、小売業は、そんなに特別な技術ではない。ましてや肉や魚を売っている。だから、そこまで極端に上げられない。やはり「自分のやっていることを認めてもらえる」ことがモチベーションアップの源泉。

普通の仕事は、そんなに楽しくないと思う。ただ「ハロリンピック」など楽しい仕掛けが時々入ってくる。そこで、自分で努力して、売場をつくり、お客に感動されて、喜ばれたりとか。「他人の幸福」に寄与できる喜び。

「自分が幸せになるためには、どうしたらいい?」と。私が思うのは「自分が幸せになりたいと思ったら、周りの人を幸せにしたらいい」と。「自分が感動したい、と思ったら、周りの人を感動させる」と。「自分が幸せになるためには、売場を使っていいよ」と。「だから、お客を喜ばせて感動させるんだよ」と、いつも言っている。20年間使い続けている。

仕事は、楽しくないものかもしれないが、もし楽しいと思ったら、「人生ってめちゃめちゃ楽しい」と思う。

(加治敬通/ハローディ社長)


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