2015/07/20

バケモノの子

「強さ」とは?

月曜日は「1100円の日」であるイオンシネマ桂川で、映画『バケモノの子』を観た。渋谷の街と渋天街を舞台にバケモノと少年の師弟関係と、ボーイミーツガールの話。満足度★★★★★。


『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督の最新作長編アニメーション。バケモノ達の世界にある都市・渋天街を舞台に親子の絆を描いた「新冒険活劇」。

西遊記の雰囲気やキーワードの「くじら」など色々な文学作品の要素がもりこまれている。感動して涙々のシーンが二カ所ほど。さすが、細田守監督。これまでの作品がアタリだっただけに、今回も期待を裏切らない。

宮崎あおい(九太)、千葉すず(楓)、役所広司(熊徹)、大泉洋(多々良)、リリー・フランキー(百秋坊)など、それぞれの登場人物の顔が声優に似せてあるのが面白い。そうか、前半は役所広司と宮崎あおいが言い合っていたのかぁ・・。

「家族関係、とくに父親と子供」が主題だが、「バケモノ」は何を「暗示」しているのか。異文化コミュニケーション?「この世界は多様性に満ちている」といったメッセージか。そのあたりの監督の意図を知りたくなった。


異文化で
強さもとめる
ホンモノの


予告編『バケモノの子』

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