2017/02/25

BEYOND THE TRYLINE

ネットレンタル映画で、『ラグビーワールドカップ2015 激闘の向こうに』を観た。英国ラグビーW杯2015のドキュメンタリー映画。キーワードは「Professionalism」。グランド整備師の「プロとして誇りを持っている」という言葉が一番印象に残った。満足度★★★★☆。

映画『BEYOND THE TRYLINE』

映画の原題は『BEYOND THE TRYLINE』。この大会のハイライトは、大会二連覇を達成したオールブラックスよりも、はやり「ラグビーW杯史上最大の衝撃、番狂わせ、歴史的勝利!」と色々な言葉で表現される「日本の南アフリカ撃破」。これが大会を面白くした最大要因だと。

このドキュメンタリーでも、その試合が出てくるが、主に焦点を当てられているのは、「大会に関わるプロの人々」。選手、監督はもちろん、審判、グランド整備師、カメラマン、大会スタッフなど。

彼らは「偉大なスポーツ(great sport)」であるラグビーの魅力を語り、「W杯をいかに成功させるか」というゴールに向かって、全力を尽くす。そこで共通するには「 プロフェッショナリズム(Professionalism) 」である。色々な Professionalismが統合して、「熱狂的なラグビーW杯」が生み出された。その過程を映像で観れるのは、ドキュメンタリー映画ならでは。

そして、次回ラグビーW杯は、2019年9月に日本で開催予定。このラグビーの本場である英国で成功した「W杯の熱狂」を、アジアで生み出すことができるかどうか。その鍵は、「選手、観客」だけでなく、大会に関わる様々な人々の 「Professionalism」にもかかっている。

ラグビーだけでなく、「自分の仕事の Professionalismとは何ぞや」と考える良い機会になった。

予告編『BEYOND THE TRYLINE』


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